10.112017
カルティエバックル再メッキ加工
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。
今回は、男性の方からのご依頼が大変多いベルトのバックルの修理のご紹介です。
今回は、剥げたメッキを修理する再メッキ加工。
元々、銀色のバックルだったのが一部剥げて金色に見えています。
銀色のメッキは、宝飾用メッキではロジウムメッキが一般的です。
「メッキが剥げる」といいますが、一般的にはこのようにペロリと捲れたように剥がれることは一般的な宝飾用メッキでは見かけません。
ニッケル?クロム??・・・
元のメッキが何メッキなのかは不明ですが、大変硬いメッキで剥がすのも一苦労です。
元の全部剥がさないと、改めてのメッキは出来ないのでとにかく剥がします。
元の素材は、真鍮のようでした。
メッキ剥がし+研磨の際にカルティエのロゴが薄くなるなど影響が出る可能性があります。
また、加工の際に考えられるリスクなどすべて説明し、ご納得ご了承いただいた上で加工にとりかかります。
メッキ剥がし+研磨+ロジウムメッキ加工
全ての工程を経て、完成した状態がこちら↓。
見違えりました!
裏側も綺麗になりました~。
ロゴもなんとか残りました。
綺麗になったバックルを、また身につけると気持ちも良いものです^^
バックルは、厳しい使用環境におかれることが多いので、今回のお品物のように傷がついたり、メッキがはがれたりすることもあります。
使ってて劣化がちょっと気になるなぁ~という方は、お気軽にご相談ください!
最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m
*ご注意ください!
素材不明なアクセサリー等へのメッキ加工については現在お受けしておりません。
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