5.122017
ネックレスチェーン切れの修理(精密溶接)
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。
ネックレス。
よくある修理の中でも多いのがネックレスチェーンの切れ。
1日中つけっぱなしで、寝るときにも着けたまま・・・という方も少なくありません。
とくに強い力を加えたわけでもないのに鎖が切れてしまうこともあるかと思います。
使おうと思って首にかけたら自然に(?)切れた。
服の上から着用しているのを忘れて、そのまま服を脱ごうとしてブチッと・・・。
何かに引っかかって切れた。
と、切れる原因も色々です。
元々チェーンが細く華奢な場合も切れやすいですが、ボリュームがあるように見えても中空になっている作りのものや、
チェーンのコマの1つ1つがきちんと溶接がされておらず仮着状態のものも切れやすいといえます。
切れたチェーンは繋げばいいのです!
が、切れた箇所や材質、デザインなどによっても繋ぐための加工の方法や難易度も違ってきます。
今回は、チェーンの中ほどが切れた金色のチェーンと、金具の近くが切れたプラチナチェーン。
通常はバーナーを使い溶接(ロー付け)を行いますが、切れた箇所の周りにも熱が加わるため この方法が適さない場合もあります。
金色のチェーンは仮着状態のチェーンで、プラチナの方は金具(引き輪)の側ということで通常の溶接(ロー付け)が適さないため精密溶接を行うことに。
精密溶接には、レーザー溶接やアーク溶接*がありますが、今回はアーク溶接での修理をします。
(*アーク溶接:簡単にいえば加熱電流で一瞬にごく限られた部分だけを溶接する方法)
引き輪金具とチェーンとを繋ぐ丸カンをアーク溶接。
短時間で綺麗に溶接をすることができます。
どこを繋いだか、拡大してみない限り分かりません。↓
チェーンが切れて使えなくなっているネックレスをお持ちのあなた。
諦めずに一度ご相談ください。
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