6.162020
チタン素材ペアリングへの刻印加工
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。
■レーザー刻印とケガキ彫刻の違い
今回の加工のご依頼は、他店でお求めになられたチタンのペアリングへの文字入れ加工。
そもそもチタンとは・・・。
金、銀、プラチナとは違い「貴金属」ではないのですが、貴金属並の耐食性があるとされる金属です。
「強い(硬い)」「軽い」「錆びない」がチタンの三大特徴といわれています。
航空機やロケットに使われたり、医療用の素材として用いられることもあります。
そんな特性を持つ素材のリングなので、刻印入れも「レーザー刻印」か
「ケガキ彫刻」かのいずれかの方法での加工となります。
レーザーとけがきの違いは、
レーザーは熱で焼いて跡をつけますが、ケガキは刃先で引っかいて
跡をつける方法です。
今回は、ケガキ彫刻での文字入れ加工を行います。
■ケガキ彫刻
先の尖った部分はダイアモンド。
このダイヤチップで引っかいて、金属に跡をつけます。
専用の彫刻機械にダイヤチップツールをセットをして、刻印をします。
刻印内容は、
日付とそれぞれのお名前。
指輪の内側へ入れます。
今回、使用したフォントはCenturyという、ごく一般的なフォントを
アウトライン彫刻で文字の輪郭のみを卦がいて彫っています。
ケガキは引っ掻いて跡をつけるので、しっかりと刻印することが可能です。
チタンへの刻印、お店によっては断られることもあるようです・・・。
素材の特性が故、対応できる機械や工具などを持っていないと
加工が出来ないためと思われます。
そんな当店でも、残念ながら刻印以外の加工は出来ません。
チタンやタングステン、ステンレスなどの金属は刻印加工は可能ですが、
サイズ直しや傷取りなどの加工は対応が出来ません。
そのため、実は刻印加工も一発勝負、、、(汗)
機械彫刻なので、万が一の失敗リスクも無いわけではないので、
その点については予めご理解の上、ご検討いただいております。
悪しからず、ご了承ください・・・。^^;
しかし、刻印加工は可能ですので、
「刻印入れたいな~」
「他店で対応してもらえなかった」
などのチタン、タングステン、ステンレス素材、
もちろん貴金属も含めて、各種素材への刻印対応しておりますので、
お気軽にご相談ください。
最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m
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