9.152015
華奢めファッションリングの修理|メッキ加工・サイズ直し
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯の澁谷です。
「18金ホワイトゴールドのファッションリングをゴールド色にしたい!」
が今回のメインテーマ。
小さめサイズのメレダイヤが20ピース入った、計0.11カラットのリングを金色のリングに変身させるメッキ加工とサイズ直しも行うのが今回のミッション。
まずサイズ直しから。
希望サイズに指輪の円周を縮めて溶接します。
今回は10.5号を9号にするので、1.5号小さくするわけです。
そのために指輪の一部を1.5mmだけ切り取って溶接。
仕上げにヤスリがけをする薄黄色い地色が・・・。
これは、ホワイトゴールド元々の色。
「ホワイトゴールド」といっても、プラチナやシルバーのように元々白い色の金属ではありません。
18金は純金にシルバーや銅を混ぜるのですが、ホワイトゴールドにするために白い地金(パラジウムやニッケル)をまぜた合金を作ります。
それでも白くはなりません。
(絵の具の黄色と白を混ぜた時、白を多く混ぜても真っ白にはなりませんよね?それとイメージ的には似てるかも・・。)
「ホワイト」に見せるためにロジウムコーティングなどのメッキ加工が施されているのが一般的です。
(最近では、メッキが必要ない白いホワイトゴールドもあります)
さて、サイズ直しが終わればメッキ加工をします。
今回はゴールドメッキ。
金色のリングに変身させちゃいます!!!
メッキ加工はミクロン単位の薄い膜。
汚れや小キズを残したままでメッキ加工をしても綺麗なメッキは掛かりません。
メッキ前の金属肌の状態がそのまま反映されるんです。
汚れや油脂分を取り除き、磨いて小キズをなくしピカピカに。
暫く楽しんで飽きたら又ホワイトゴールドに、ピンクゴールドにブラックゴールドに・・・。
メッキでカラーバリエーションを楽しんで見るっていうのも楽しいかも知れませんね♪
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