4.122018
ブレスレットのチェーン切れ修理
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。
今回の修理は、
チェーンが切れたので、直して欲しい!
というご要望。
よくある修理の中でも、サイズ直しの次に多いのがチェーン切れの修理。
どの箇所が、どのように切れたか・・・によってもお直しの方法や金額なども違ってきます。
今回は、金具脇の部分が切れた・・・というよりは、「外れた」という表現が正しいかと思いますが、
とにかく、使えない状態になっています。
切れたものは、繋ぎ直せばいいんです^^
今回の箇所は「外れた」ものだといいましたが、引き輪金具とチェーンとを繋げるジョイントの丸カン。
特に、引き輪側の丸カンは元々”口があいている”丸カンの状態で仕上げていることがほとんどです。
↓ピンセットの先が指している丸カンがジョイント用の丸カン。
金具の引き輪にはバネが入っているので、その金具の脇についている丸カンを普通に溶接(ロー付け)で口を閉じようものなら
バネに熱が加わって使えなくなってしまうから出来ないんです。
また、チェーンの長さを手軽に変えたい時や金具交換など、場合によっては口があいている状態の方が手間がかからず(=工賃安くなる)良い時もあります。
今回外れた部分は”外れやすい”部分ですので、同じ状態を繰り返さないよう溶接をして口を閉じます。
普通にロー付け(溶接)は出来ないので、精密溶接機(アーク溶接)で局所溶接。
アーク溶接は、電気で溶接するイメージです。
周りに余分に熱が加わらないので、今回のような場合には最適な方法なんです。
修理完了!
ブレスレット、何事もなかったかのような状態ですね♪
今回のように端の方が切れる場合もあれば、チェーンの途中がブチッと切れる場合もあります。
そんな場合も、貴金属であれば大抵は溶接等で修理可能です。
「溶接はしなくてもいいから、とりあえず繋いでほしい」
というご要望でしたら、そのように対応もしております。
ブレスレットやネックレスのチェーンが切れた!
なんて時は是非、当店のようなジュエリーの加工屋さん(専門店)へご相談ください^^
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