4.232015
7ctダイヤリングの3WAYリフォーム ①
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯の澁谷です。
今回の主役はダイヤ。
ダイヤの大きさ・・・厳密には重さ(単位:カラット)なんですが・・・
婚約指輪によく使われているのが0.2ct、0.3ct…0.5ct このあたりのサイズのダイヤです。
ちなみに0.3ctだと、約4.4mm直径くらい。
あくまでもカラット(ct)は重さの単位ですが、ダイヤの平均直径をあえて出すとこのくらい・・・でしょうか。
3ctだと・・・9.4mmくらい。1cm近い直径の大きさですね。
大体の大きさは想像できるでしょうか^^?
ダイヤは1ct、2ctでもビックストーンなのに
メインダイヤが7ctのダイヤリング!!
大きいです!!
こちらの指輪をリフォームして、3つのアイテムに。
ヨーロッパで買われたそうです。
さすがに大きい・・・・ ほんとビッグストーン!!!
キズも少なくキラキラと輝きを放ってとてもきれいです。
さて、メインダイヤはシンプルなデザインのペンダントネックレスに。
脇にたくさんついている小さいサイズのダイヤ(メレダイヤ)はハーフエタニティリングに。
メレダイヤが沢山余るので・・・他に何か???
「ちょこっと、普段使いの出来るブローチは如何ですか?」
とご提案してみました・・・。
即 OK!!
と結う訳で、作品を3種類加工する事になりました。
それで3WAYというわけです。
今回はその①~7ctのダイヤのペンダント~です。
まずは、デザインから。
ダイヤの直径や深さ(厚み)を考えて、しっかり留めることに重点をおき
6本爪のデザインで加工することにしました。
シミュレーションをして、枠が大体何グラムくらいで仕上がるかをザッとはじき出します。
同時に画面から仕上がりのイメージもつかみます。
あまりにも大きいので(笑)
シミュレーションデーターを元に原形の製作開始!
いつものように鋳造~仕上げ~石留めと手順を踏んで仕上げていきます。
7ct用なのでプラチナ枠もしっかりとした作りに。
品良く贅沢な仕上がりに・・・。
チェーンを通すバチカン部分にもメレダイヤを埋め込み華やかな印象に仕上げます。
石が魅力があるだけに、シンプル・イズ・ベストなデザインで、完成です。
何十年も使うことが出来なかった、ビッグストーンダイヤのリング。
年月を経てのリフォームによって、生まれ変わりました。
「これなら これからは時々使えるわ^^♪」
と、とても喜んでいただきました^^。
ジュエリー本来の使い方は・・・?
身に着けて楽しむ!!!
無事に、この目的が達成されたようです^^
あなたも眠っている宝石をよみがえらせてみませんか?
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