9.72017
シルバーメンズ用ネックレス|オーダー加工
こんにちは。
ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。
今回は、男性用のシルバーネックレスのオーダーです。
デザインは、自身がお気に入りで使っているネックレスのデザインで、それをシルバーでサイズも大きくしたものにしたい・・・というご希望でした。
お気に入りで使っているというネックレスのトップが↓この画像のもの。
ラフな仕上げが良いとのこと。
厚みも少し、”ぷっくり感”を加える事に。
製作方法は、地金を叩いて製作する「鍛造(たんぞう)」と、原型を製作して溶かした金属を型に流し込んで作る「鋳造(ちゅうぞう)」があります。
どちらの方法が良いのかは、デザインや予算等の諸々の条件を考慮して決めます。
今回は仕上がりの雰囲気を重視して、鋳造(ちゅうぞう)で製作することに。
というわけで、原型製作から始めます。
形はシンプルな円形状。
仕上がりの雰囲気が、良し悪しを決めることになります。
完成形をイメージしながら・・・溶かしたワックスを、同じ素材のワックスの上へ盛り付けていきます。
盛ったワックスは、如何にも「盛りました」という雰囲気がバンバンでているので・・・
先から、熱風が出る工具を使って再度溶かしながら、全体を馴染ませていきます。
イメージしていた通りの雰囲気に原型を仕上げます。
金槌で叩くだけでは表現が難しい雰囲気になりました。
この原型を鋳造して、シルバーに置き換えます。
真っ白い物体がシルバー。
これを研磨し、仕上げていきます。
見本のようなラフ感を損なわないように
画像では、まだ真っ白い物体で雰囲気は分かりづらいですね^^;
まずは、レザーを通すカンを取り付けます。
カンの内側はキサゲがけ。
一皮剥く感じです。
サイズは、500円玉サイズ。
厚みも厚すぎず、薄すぎず・・・。
「ラフさ」が命!
磨きも、ピカピカにしすぎないようにあくまでも自然な感じで仕上げます。
レザー部分は新調し、トップの横に通している輪っか状のパーツは元々ついてあったパーツをそのまま使っています。
すごく存在感を感じる雰囲気に仕上がりました。
このデザインは1発勝負で、同じ作り手が作っても2つとして同じようには製作出来ません。
お気に入りのデザインをアレンジアップした世界に1つだけのネックレス。
あなたの胸元へも、お気に入りをお一ついかがですか^^?
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