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GUCCIホワイトゴールドリングの再メッキ加工ーロジウムメッキ

こんにちは。

ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。

 

 

今回の加工実例は、メッキ加工

 

グッチGUCCIの18金ホワイトゴールドのリングです。

 

 

表面のロジウムメッキが剥がれて、薄黄色いホワイトゴールドの地色が見えています。

 

 

 

ホワイトゴールドといっても、プラチナやシルバーのように元々白い金属ではありません

ゴールドに、シルバーやパラジウムなどを混ぜた”白っぽい”金色が、本来のホワイトゴールドの色味なんです。

 

 

 

 

白っぽい金色といっても、見た目が白くないのでロジウムメッキ加工が施されているのがホワイトゴールドでは一般的です。

ホワイトゴールド素材であれば、大抵はメッキ加工がされていると思って頂いて概ねは間違いないかと思いますが、

最近では、少ないですがメッキ加工をしなくても白いホワイトゴールドもありますので、100%メッキ加工されているということではありません。

 

また、シャンパンゴールドなんていう呼び名で出ているゴールドがありますが、ロジウムメッキ加工をしていない素のホワイトゴールドなんです。

すっぴんホワイトですね~

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりました。

さっくりと、メッキ加工開始です!

 

 

 

奥に見える黄色い液体がロジウムメッキ液。

これに品物を浸けて電気を流すと、ロジウムが金属表面に張り付いて白い見た目に変身するんです。

*よく、メッキは「塗装」と思われることがありますが、刷毛で塗料を塗ったりする塗装ではございません。

 

 

と、その前に、、、

メッキ加工の前には、前処理が必要となります。

 

 

新品仕上げもするので、傷取り、研磨、洗浄をしっかりと行って綺麗にメッキがかかるように下準備をします。

この前処理がメッキの良し悪しにも影響がでるので、万全の状態にしてからメッキ加工をします。

 

 

 

よくいただく質問で、

「メッキ加工をすると、文字が消えますか?」

とか、

「メッキで模様が消えますか?」

とか、

「傷だらけなのでメッキで綺麗になりますか?」

などの質問をいただくことがあります。

 

 

 

答えは、NOです。

 

メッキで、傷が消えたり、傷を隠したり、彫ってある模様が消えたりはしません。

メッキ層はミクロン単位の薄い膜です。

地金肌の状態がそのまま反映されるとお考えください。

 

 

 

 

メッキには耐久性のあるもの、色調を重視するもの、また下地や密着性などいろいろ技術的な問題を多く持っているのものです。

 

「メッキはどのくらい持ちますか?」という質問も多くいただきます。

ロジウム自体は比較的耐久性が良いメッキです。

ただし、メッキの実際の耐久性については使用の頻度や環境、汗や皮脂などに反応して剥げやすくなったりもしますので体質も影響がありますため、

かなり個人差があるため、「この位の期間はもちます」とは、はっきりと言えないのが正直なところです。

 

 

 

 

 

メッキは、再加工が可能です。

今回のように使っているうちに剥げてしまったという場合は、再度メッキ加工をし直せば元通りになりますから、ご安心を!

 

 

 

 

「気に入っているのにメッキが剥げてしまって使えない」など、あなたも再メッキ加工が必要な品物をお持ちではないですか?

素材や仕様によっては、メッキ加工が行えない場合もありますので、以下【メッキ加工】をご参照の上、

メッキ加工が可能かどうか、見積もりも無料で対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

メッキ加工

 

 

最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m

 

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