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18金ペアリング文字消し加工

 

今回は、18金の指輪の内側に入っている刻印の文字消し加工のご依頼です。

刻印状態を確認

まずは、指輪に入っている刻印の状態を確認します。

 

どのような種類の刻印なのか、文字は何文字入っているのか、、。

どのような方法で刻印されているものなのか、、、。

文字の深さはどの程度か、、、。

 

など、確認します。

均して消す

素材や刻印の状態によって、完全に消せるのか、僅かに残る可能性があるのかどうか、デザインへの影響が生じるかどうか、、、などが違ってくるため、しっかり確認した上で加工にとりかかります。

素材によっては、加工自体が出来ない場合があります。

*ステンレスやチタン、タングステンなどの超硬金属などの素材は当店では対応しておりません。ご注意くださいませ。

「巣埋めバー」と呼ばれる回転工具を使って、刻印が入ってる箇所の地金を均して文字を消していきます。

均したばかりの状態が↑この状態。

まだガタガタしてはいますが、文字は消えています。

 

ガタガタした表面を整えていくと、刻印前の状態にすることが出来ます。

 

内側の中仕上げまで行ったら、最終仕上げの加工です。

 

大きくパワーのあるバフ研磨機を使って、指輪の内側と外側を艶出し。

 

完成

 

 

刻印が入っていた箇所は、跡形もなく綺麗さっぱり。

 

内側には石が入っていましたが、影響も出ず文字消し完了。

外側も軽~くバフがけをしてあげるだけで、新品同様になりました。

厚みにも影響はでていませんね。

刻印が深ければ、地金を盛り足して加工する必要も出てくるので費用面でのご負担も増えてしまうのですが、今回は、「均して研磨」という加工で大丈夫でした。

 

 

指輪の内側の刻印を消したいな~

文字を入れ直したいな~

などのご希望がある場合は、1度ご相談ください^^

消して、入れ直す事も可能ですし、今回のように「消すだけ」も可能です。

 

 

 

 

 

最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m

 

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