1.172021
クロムハーツ ペーパーチェーン燻し・新品仕上げ加工
ジュエリー加工専門店の(有)金峯です。
シルバージュエリーとメンテナンスは切っても切れない関係です。
シルバーは「硫化」や「塩化」により、変色する性質があるためなんですが、
メンズのシルバージュエリーによく行われている燻し加工は、
「硫化」という性質を利用したものです。
シルバーは、黒くなる性質がありますが、「燻し」は使っているうちに
薄くなる場合があります。
また、クリーニングなどをした場合も薄くなったり燻しが無くなったりします。
そんな場合は、焦らず再度燻し加工をしなおせばOK!
■ペーパーチェーン
クロムハーツのペーパーチェーンは、チェーンの駒1つ1つに
文字が彫られているシンプルながらも凝った仕様になったチェーンです。
お持込時の状態のペーパーチェーン。
燻されていた箇所が、少し茶色っぽくみえています。
結構汚れている状態なので、一度、汚れと燻しを落としてから
再度の燻し加工を行います。
■クリーニングと研磨
まず、洗浄機で汚れを落とします。
超音波洗浄機で汚れを落としたら、少し茶色さが薄くなりました。
でも、まだまだです。
次にバレル研磨をかけます。
磁力と遠心力の力で、手の届き難い箇所も含めて金属表面を研磨します。
バレル研磨後の状態がこちら。
シルバーの元々の色味に戻りました~!
この状態ではまだ磨きは不十分なので、ここからもう一段更に磨きをかけます。
バフ研磨機という大きめの機械でチェーンを磨きます。
とはいえ、一気に磨いてもざっくりしか磨けないので、
1コマ1コマ磨くイメージで、少しずつ丁寧にバフ研磨します。
↑バフ研磨後、艶々になったペーパーチェーンです。
この状態から、燻し加工を行います。
磨いたのが水の泡・・・と思うほど全部真っ黒に^^;
でも、大丈夫です!
この後、再度磨くというか、余計な部分の燻しを落としていくんですが
しっかり磨いてあるからこそ、この後の作業が最小限の研磨で済むわけです。
■仕上がり
燻し後に、最終の磨きを行えば仕上がりとなります。
茶色かった部分もしっかり黒くなって、かっこいいチェーンに戻りました♪
お持ちのシルバージュエリー。
くすんでいて使えない・・・。
とか、
自分でクリーニングしてみたけど、うまく出来なかった・・・。
自分で燻し加工をしてみたけど、きれいに出来なかった・・・。
とか。
シルバーを甦らせたい!!
と思っているあなた。
是非、1度ご相談ください^^
最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m
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