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クロスハーフエタニティリングのオーダーメイド

こんにちは。

ジュエリーKINPOH – (有)金峯です。

 

 

今回は、オーダーメイド

ダイヤ入りプラチナファッションリングの製作です。

 

オーダーメイドの場合は、主に【ヒアリング】→【デザイン提案】→【打ち合わせ】を経て、デザインが決定したら最終見積りをし、OKをいただいてからの製作スタートとなります。

 

実際の製作工程は、デザインや仕様によっても工法や手順は違ってきますが、今回はまず、原型製作から。

 

青色の物体が指輪の原型となりますが、ワックスという専用の素材を使って原型を製作します。

 

これは、ボリュームや立体感などのイメージ確認にも使用しますが、

このワックス原型は、製作工程途中に含まれる「鋳造」時に原型としても使用するものです。

なので、原型の出来の良し悪しが仕上がりにも影響してくるので、大事な製作ポイントとなります。

 

 

出来上がったワックス原型は、この後、専門の鋳造工場へ送り鋳造をします。

 

 

ワックス原型を石膏で固めて~

石膏を焼いたら、ワックス原型が溶け出て~

ワックス原型の形をした空洞が、石膏の中へ出来て~

そこへ溶かした地金(金属)を流し込んで~

 

 

そうすると、ワックス原型の形通りの地金の指輪が出来るというわけです。

 

 

画像では、既に石留も終えて仕上がった状態ですが、

鋳造後、地金肌を研磨で整えて、石留め加工を経て、完成となります。

 

素材は、プラチナです。

 

 

石留は、磨り出しの共有爪で留める仕様です。

 

 

指輪を正面から見た時に、上部半周程度が波打ったように見えているかと思いますが、

上面から見た時に、ダイヤだけが見えるようなイメージになるように、石の大きさと石を入れる箇所の指輪の幅を概ね同等にしてあるので

石が地金に埋まり込んでボテッとした印象にならず、スッキリした印象となっています。

 

*正確には、地金幅の方が少し幅が広くはなっています。

シャープな印象の中にも指輪のボリューム感を損なわないよう、石より若干広めにしてあります。

そして、石が座る部分に照り返しをつけ華やかさも表現。

 

 

指輪の約半周分へ石を入れています。

 

 

クロスタイプのハーフエタニティリング

 

 

ハーフエタニティでもカジュアル感があり、クロス仕様にすることで指輪の存在感もありますね。

 

 

クロス仕様のハーフエタニティリング、完成です。

 

 

エタニティシリーズのデザインは、飽きが来ず流行にも左右されず、どんなファッションにも合わせやすく、

永く着けられ、女性には憧れのデザインでもあり、実際に人気のデザインです。

 

ダイヤは、お持ちの石を使って製作することも可能ですし、当店で石をご用意することも可能です。

オーダーメイドやリフォームをご検討中の方は、お気軽にまずはご相談ください^^。

 

 

最後までご覧下さりありがとうございますm(_ _)m

 

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